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2010年 11月 23日
#209 【 Marshall Crenshaw/マーシャル・クレンショウ】さて、今月のテーマ『ラズベリーズの後継者?』だが。このコーナーも今回をもって最終回を迎えることとなった。とはいえ、たった5回で終了。意外と短かった。。。そう。もう飽きたのである(笑)。 というわけで、最後に彼だけは紹介しなければならない。そう思うアーティストが一人いる。そう。彼こそは「一人ラズベリーズ」の第一人者だとわたしは思っている。この一人ラズ度は、ひょっとしたら本家エリック・カルメンよりも習熟度は上かもしれない。 で、提案だが、現在のエリックに昔ほどの傑作、あるいはラズ的なハードPOPな曲を書く能力がないなら、彼の曲を歌えばそのままラズベリーズになる。それほど、ラズROCKのフィーリングに近いアーティストなのだ。ま、あくまでも私の個人的見解ではあるが。。。 メロディのよさに加えてROCK的なフックのある曲のかっこよさ、更にキュートで素敵なハーモニーの重ね方など、ラズベリーズとの共通項というか、ラズ版ハードPOPの手法や方法論を最もよく理解し、いい感じで引き継いでいるのが彼、マーシャル・クレンショウといってもいい。 本当に非常にいいです。この人。しかし日本では無名に等しい。それもまたいいかも。ま、パワーPOPファンなら誰でも知っているか。というか、パワーPOPという言葉も、もう死語だろう。ただ、パワーPOPに関係なく、彼ほどの才能というか、これほどのいい音楽が消えていくのは惜しい。 それにしても「Whenever You're on My Mind 」など、ホント見事にエリック的な曲で、コーラスの重ね方も見事。サビのコーラスの部分だけ聴いていたらラズベリーズと錯覚しそうなほどだ。それよりも何よりも、彼のやっている音楽があまりにも魅力的だ。 代表曲の「Something's Gonna Happen 」や「You're My Favorite Waste of Time 」も切ないパワーPOPの傑作だ。本当にどれもこれもいい曲を書く。そしてソロアーティストなのにバンド以上にROCKバンドのグルーブ感がありとても魅力的だ。 ノスタルジックなギターアレンジとエリックに共通する青春の甘酸っぱさと切ないメロディ、そして意外とROCKっぽいタイトなリズムとラズベリーズ的魅力が凝縮された素晴らしいROC/POPアルバムである。ちなみに彼のアルバムはどれも素晴らしい。特に1枚なら「Miracle of Science 」を推奨したい。
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